专利摘要:
本開示のある態様は、空間分割多元接続(SDMA)無線システムにおいて同一のリソースを共有する複数のユーザー端末に制御情報を送信するための方法に関する。制御情報は、複数のユーザー端末に共通の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通してアクセスポイントから送信される。従って、SDMA無線システムにおいて要求されるPDCCHの数がより少なくなるため、全体としてのPDCCHオーバーヘッドを削減することができる。4
公开号:JP2011516012A
申请号:JP2011502118
申请日:2009-03-27
公开日:2011-05-19
发明作者:ガール、ピーター;サーカー、サンディプ;ジャン、シャオシャ;モントジョ、ジュアン;ルオ、タオ
申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated;
IPC主号:H04W16-28
专利说明:

[0001] 本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれる、2008年3月27日に出願された米国仮出願61/040,057号および2008年3月28日に出願された米国仮出願61/040,216号の優先権を主張する。]
技術分野

[0002] 本開示のいくつかの態様は一般に無線通信に関し、さらに詳細には、同一のリソースを共有する複数のユーザー端末に制御情報を送信するための方法に関する。]
背景技術

[0003] 無線通信システムに要求される、増加する帯域幅要求の問題を取り扱うために、高いデータスループットを達成しつつ同一のチャネル(同一の時間および周波数リソース)を共有することによって、複数のユーザー端末が単一のアクセスポイントと通信することを可能にするいくつかの異なる方式が開発されている。空間分割多元接続(SDMA)は、次世代の通信システムのための一般的な技法として最近現れた1つのそのようなアプローチを表す。SDMA技法は、電気電子学会(IEEE) 802.11およびロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)など、いくつかの新しい無線通信標準に採用されている。]
[0004] SDMAシステムにおいて、アクセスポイントは、同一の時間に同一の帯域幅を使用して、異なる信号を複数のユーザー端末に送信し、または複数のユーザー端末から受信することができる。高信頼データ通信を達成するために、異なるユーザー端末専用の信号が十分に異なる方向で配置される必要がある。独立信号は、アクセスポイントに配置される、複数の空間分離されたアンテナの各々から同時に送信される。結果的に、組み合わされた送信は相互に方向性をもつ。すなわち、各ユーザー端末専用の信号は、その特定のユーザー端末の方向に比較的に強く、別のユーザー端末の方向に十分に弱い。同様に、アクセスポイントは、空間分離された複数のアンテナの各々を通して、組み合わされた信号を同一の周波数上で複数のユーザー端末から同時に受信する。そして、複数のアンテナからの組み合わされた受信信号は、適当な信号処理技法を適用することによって各ユーザー端末から送信される独立信号に分割される。]
[0005] マルチアンテナ通信システムは、データ送信のために、送信エンティティで複数の送信アンテナを用い、受信エンティティで1つ以上の受信アンテナを用いる。マルチアンテナ通信システムは、従って、多重入力多重出力(MIMO)システムでありうる。MIMOシステムは、データ送信のために複数(Nt)の送信アンテナおよび複数(Nr)の受信アンテナを用いる。SMDA技法に基づくマルチアクセスMIMOシステムにおいて、アクセスポイントは、任意の所与の時間に、1つ以上のユーザー端末と通信することができる。アクセスポイントが単一のユーザー端末と通信する場合、次に、送信アンテナは、1つの送信エンティティ(アクセスポイントまたはユーザー端末のどちらか)と関連付けられ、受信アンテナは、1つの受信エンティティ(ユーザー端末またはアクセスポイントのどちらか)と関連付けられる。アクセスポイントは、また、SDMAを介して、複数のユーザー端末と同時に通信することができる。一般に、SDMAについて、アクセスポイントはデータ送受信のために複数のアンテナを利用し、各ユーザー端末は、典型的に、データ送信のために、アクセスポイントの数よりも少ない数のアンテナを利用する。]
[0006] SDMA無線システムにおいて、アクセスポイントは、ユーザー端末にダウンリンク上でトラフィックデータおよび制御情報を送信することができる。制御情報は、典型的に制御チャネル上で送信され、ダウンリンク割当、アップリンク割当、および/またはユーザー端末のための別の有益な情報を運ぶ。例えば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によって運ばれる情報は、リソースブロック(RB)割当、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)についての送信電力制御(TPC)命令、ハイブリッド自動再要求(HARQ)プロセス数、HARQスワップフラグ(swap flag)、プリコーディング情報(precoding information)、プリコーディング確認(precoding confirmation)、変調および符号化方式、新データインジケータ、および冗長バージョンを含みうる。]
[0007] 現在の次世代UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)地上無線アクセス(E-UTRA)仕様において、6つの異なるダウンリンク制御情報フォーマットが定義される:アップリンク共有チャネル(UL-SCH)割当専用のフォーマット0、単一入力多重出力(SIMO)システムのためのダウンリンク共有チャネル(DL-SCH)割当専用のフォーマット1、コンパクトDL-SCHフォーマットを表すフォーマット1A、MIMOシステムのためのDL-SCH割当専用のフォーマット2、2ビット調整のグループ送信電力制御(TPC)専用のフォーマット3、および単一ビット調整のグループTPC専用のフォーアット3A。]
[0008] SDMAシステムのアップリンク動作およびダウンリンク動作の両方について、要求物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の数は、同一のリソースを共有するユーザー端末の数に等しい。SDMAシステムのユーザー端末のためのリソース割当が同一であることから、同一のリソースを共有する全てのユーザー端末が1つのPDCCHのみを用いる場合に、いくつかの利益が達成される。要求PDCCHの数の減少は、SDMAシステムにおいて総合的なPDCCHオーバーヘッドをさらに減らす。]
[0009] 本開示のある態様は無線通信のための方法を提供する。方法は一般に、共通の空間分割多元接続(SDMA)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を共有するユーザー端末の少なくとも1つのグループに複数のユーザー端末を分割することと、グループ内の各ユーザー端末のためにSDMA識別子(ID)を定義することと、グループ内の少なくとも2つのユーザー端末についての制御情報を備えるメッセージを共通PDCCH上で送信することと、なお、少なくとも2つのユーザー端末は、それらのSDMA IDによって識別される、を含む。]
[0010] 本開示のある態様は、無線通信のための方法を提供する。方法は一般に、ユーザー端末のグループによって共通される空間分割多元接続(SDMA)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して制御メッセージを受信することと、なお、制御メッセージはSDMA識別子(ID)によって識別されるグループ内のユーザー端末の少なくとも2つについての制御情報を備える、制御メッセージがユーザー端末についての制御情報を備えるか否かを決定することと、制御メッセージがユーザー端末についての制御情報を備えない場合にメッセージを無視することと、制御メッセージがユーザー端末についての制御情報を備える場合にメッセージからの制御情報を抽出することとを含む。]
[0011] 本開示のある態様は無線通信のための装置を提供する。装置は一般に、共通の空間分割多元接続(SDMA)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を共有するユーザー端末の少なくとも1つのグループに複数のユーザー端末を分割するためのデバイスと、グループ内の各ユーザー端末のためのSDMA識別子(ID)を定義するためのデバイスと、グループ内のユーザー端末の少なくとも2つについての制御情報を備えるメッセージを、共通PDCCHを通して送信するための送信機と、なお、少なとも2つのユーザー端末はそれらのSDMA識別子によって識別される、を含む。]
[0012] 本開示のある態様は無線通信のための装置を提供する。装置は、一般に、ユーザー端末のグループによって共有される空間分割多元接続(SDMA)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して制御メッセージを受信するための受信機と、なお、制御メッセージは、SDMA識別子(ID)によって識別されるグループ内のユーザー端末の少なくとも2つについての制御情報を備える、制御メッセージがユーザー端末についての制御情報を備えるか否かを決定するためのデバイスと、制御メッセージがユーザー端末についての制御情報を備えない場合にメッセージを無視するための回路と、制御メッセージがユーザー端末についての制御情報を備える場合にメッセージから制御情報を抽出するための抽出器とを含む。]
[0013] 本開示のある態様は無線通信のための装置を提供する。装置は一般に、共通の空間分割多元接続(SDMA)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を共有するユーザー端末の少なくとも1つのグループに複数のユーザー端末を分割するための手段と、グループ内の各ユーザー端末のためにSDMA識別子(ID)を定義するための手段と、およびグループ内のユーザー端末の少なくとも2つについての制御情報を備えるメッセージを、共通のPDCCHを通して送信するための手段と、なお、少なくとも2つのユーザー端末はそれらのSDMA IDによって識別される、を含む。]
[0014] 本開示のある態様は無線通信のための装置を提供する。装置は一般に、ユーザー端末のグループに共有される空間分割多元接続(SDMA)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して制御メッセージを受信するための手段と、なお、制御メッセージは、SDMA識別子(ID)によって識別されるグループ内のユーザー端末の少なくとも2つについての制御情報を備える、制御メッセージがユーザー端末についての制御情報を備えるか否かを決定するための手段と、制御メッセージがユーザー端末についての制御情報を備えない場合にメッセージを無視するための手段と、制御メッセージがユーザー端末についての制御情報を備える場合に、メッセージから制御情報を抽出するための手段とを含む。]
[0015] 本開示のある態様は無線通信のためのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、共通の空間分割多元接続(SDMA)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を共有するユーザー端末の少なくとも1つのグループに複数のユーザー端末を分割し、グループ内の各ユーザー端末のためにSDMA識別子(ID)を定義し、グループ内の少なくとも2つのユーザー端末(少なくとも2つのユーザー端末はそれらのSDMA IDによって識別される)についての制御情報を備えるメッセージを共通のPDCCHを通して送信するために実行可能な命令で符号化されたコンピュータ読み取り可能メディアを含む。]
[0016] 本開示のある態様は無線通信のためのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、ユーザー端末のグループによって共有される空間分割多元接続(SDMA)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して制御メッセージを受信し、なお、制御メッセージは、SDMA識別子(ID)によって識別されるグループ内のユーザー端末の少なくとも2つについての制御情報を備える、制御メッセージがユーザー端末についての制御情報を備えるか否かを決定し、制御メッセージがユーザー端末についての制御情報を備えない場合にメッセージを無視し、制御メッセージがユーザー端末についての制御情報を備える場合にメッセージから制御情報を抽出するために実行可能な命令で符号化されたコンピュータ読み取り可能メディアを含む。]
[0017] 本開示のある態様は基地局を提供する。基地局は一般に、少なくとも1つのアンテナと、共通の空間分割多元接続(SDMA)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を共有するユーザー端末の少なくとも1つのグループに複数のユーザー端末を分割するためのデバイスと、グループ内の各ユーザー端末のためにSDMA識別子(ID)を定義するためのデバイスと、共通のPDCCHを通してグループ内のユーザー端末の少なくとも2つについての制御情報を備えるメッセージを少なくとも1つのアンテナを介して送信するための送信機と、なお少なくとも2つのユーザー端末はそれらのSDMA IDによって識別される、を含む。]
[0018] 本開示のある態様はモバイルハンドセットを提供する。モバイルハンドセットは一般に、少なくとも1つのアンテナと、ユーザー端末のグループによって共有される空間分割多元接続(SDMA)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して共有される制御メッセージを少なくとも1つのアンテナを介して受信するための受信機と、なお、制御メッセージはSDMA識別子(ID)によって識別されるグループ内のユーザー端末の少なくとも2つについての制御情報を備える、制御メッセージがユーザー端末についての制御情報を備えるか否かを決定するためのデバイスと、制御メッセージがユーザー端末についての制御情報を備えない場合にメッセージを無視するための回路と、制御メッセージがユーザー端末についての制御情報を備える場合にメッセージから制御情報を抽出するための抽出器とを含む。]
[0019] 上に述べられた本開示の特徴がより詳細に理解されるために、上の簡潔な要約の、より明確な記述のいくつかが添付図に示される態様を参照して示される。しかし、記述は他の同様に効果的な態様を認めるため、添付の図は本開示のある典型的な態様のみを示し、従って、その範囲を限定するものと考えられないことに注意されたい。]
図面の簡単な説明

[0020] 図1は、本開示のある態様に従って、1つのアクセスポイントおよび複数のマルチアンテナユーザー端末を有する多重入力多重出力(MIMO)システムを示す。
図2は、本開示のある態様に従って、1つのアクセスポイントおよび複数のユーザー端末のブロック図を示す。
図3は、本開示のある態様に従って、無線デバイスにおいて利用される様々なコンポーネントを示す。
図4は、本開示のある態様に従って、空間分割多元接続(SDMA)無線システムにおいて物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を共有する複数のユーザー端末に制御情報を送信するための動作を示す。
図4Aは、図4に示される動作を実行することができる例示的なコンポーネントを示す。
図5は、本開示のある態様に従って、SDMA識別子(ID)マスキングベースシグナリングのための動作を示す。
図5Aは、図5に示される動作を実行することができる例示的なコンポーネントを示す。
図6は、本開示のある態様に従って、SDMA IDマスキングの例を示す。]
発明の詳細な説明

[0021] 本開示の様々な態様が、添付の図に関連して、より完全に以下に記述される。しかし、本開示は多数の異なる形態に組み込まれうるため、本開示全体を通して示される任意の特定の構造または機能に限定されるとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は本開示が綿密かつ完全になるために、そして本開示の範囲を当事者に十分に伝達するために提供される。本明細書の教唆に基づいて、当事者は、本開示の範囲が、本開示の任意の別の態様とは独立して実施されても、組み合わされて実施されても、本明細書に開示される内容の任意の態様をカバーすることを意図するよう認識すべきである。例えば、本明細書に示される任意の数の態様を使用して、装置が実装され、または方法が実施される。加えて、本開示の範囲は、本明細書に示される開示の様々な態様に加えて、またはそれらとは別に、別の構造、機能性、または構造および機能性を使用して実施される、そのような装置または方法をカバーすることを意図する。本明細書に開示される内容の任意の態様が請求項の1つ以上のエレメントによって組み込まれることは理解されるべきである。]
[0022] 「例示的」という用語は、「例証として提供される、実例、事例」を意味するために本明細書で使用される。「例示的」として本明細書に記述されている任意の態様は、必ずしも他の態様より有利または優先されるとして解釈されるべきではない。]
[0023] 特定の態様が本明細書に記述されるが、これらの態様の多くの変形および置換は本開示の範囲および精神の中に属する。好ましい態様のいくつかの利益および利点が示されるが、本開示の範囲は特定の利益、使用、または目的に限定されることを意図しない。むしろ、本開示の態様は、異なる無線テクノロジー、システム構成、ネットワーク、および送信プロトコルに広く適応可能であることを意図し、それらのいくつかは好ましい態様の図および以下の記述に例として示される。詳細な記述および図は、添付された請求項およびその均等物によって定義されている本開示の範囲を限定するというよりは、むしろ本開示の単なる実例にすぎない。]
[0024] 例示的な無線通信システム
本明細書に記述される技法は、直交多元方式に基づく通信システムを含む、様々なブロードバンド無線通信システムに使用される。そのような通信システムの例は直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、単一キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システムなどを含む。OFDMAシステムは、システム帯域幅全体を複数の直交サブキャリアに分割する変調技法である直交周波数分割多元(OFDM)を利用する。これらのサブキャリアは、トーン、ビンなどとも呼ばれる。OFDMでは、各サブキャリアが個別にデータで変調される。SC-FDMAシステムは、システム帯域幅全体に分散されるサブキャリア上で送信するためにインターリーブされたFDMA(IFDMA)を利用し、隣接サブキャリアのブロック上で送信するために局所化されたFDMA(LFDMA)を利用し、または、隣接サブキャリアの複数のブロック上で送信するために拡張されたFDMA(EFDMA)を利用する。一般に、変調シンボルはOFDMの場合には周波数ドメインにおいて送信され、SC-FDMAの場合には時間ドメインにおいて送信される。]
[0025] 直交多元方式に基づく通信システムの1つの特定の例はWiMAXシステムである。WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Accessを表す)は、長距離でハイスループットブロードバンド接続を提供する標準ベースのブロードバンド無線テクノロジーである。今日、固定WiMAX(fixed WiMAX)および移動WiMAX(mobile WiMAX)というWiMAXの2つの主なアプリケーションが存在する。固定WiMAXアプリケーションはポイントツーマルチポイントであり、例えば、家およびビジネスへのブロードバンドアクセスを可能にする。移動WiMAXは、ブロードバンド速度で携帯ネットワークの最大の移動性を提供する。]
[0026] IEEE 802.16xは、固定および移動ブロードバンド無線アクセス(BWA)システムのための無線インターフェースを定義する新生の標準団体である。IEEE 802.16xは、固定BWAシステムのための「IEEE P802.16d/D5-2004」を2004年5月に認証し、移動BWAシステムのための「IEEE P802.16e/D12 Oct. 2005」を2005年10月に発行した。ドラフト標準である、IEEE 802.16の最新バージョン「IEEE P802.16Rev2/D8 December 2008」は、現在、IEEE 802.16eからのマテリアルおよび正誤表を統合している。標準は4つの異なる物理層(PHY)および1つのメディアアクセス制御(MAC)層を定義する。4つの物理層のOFDMおよびOFDMA物理層は、それぞれ、固定および移動BWAエリアにおいて最も一般的である。]
[0027] 図1は、アクセスポイントおよびユーザー端末を有するマルチアクセスMIMOシステム100を示す。簡略化のために、1つのアクセスポイント110のみが図1に示される。アクセスポイントは、一般に、ユーザー端末と通信する固定局であり、基地局またはいくつかの別の用語でも呼ばれる。ユーザー端末は固定または移動であり、移動局、無線デバイス、またはいくつかの別の用語でも呼ばれる。アクセスポイント110は、ダウンリンクおよびアップリンク上で任意の所与の時間に、1つ以上のユーザー端末120と通信する。ダウンリンク(すなわち順方向リンク)はアクセスポイントからユーザー端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち逆方向リンク)はユーザー端末からアクセスポイントへの通信リンクである。ユーザー端末は、また、別のユーザー端末とピア・ツー・ピア(peer-to-peer)通信する。システムコントローラ130はアクセスポイントに結合され、アクセスポイントに調整および制御を提供する。]
[0028] 以下の開示の一部は空間分割多元接続(SDMA)を介して通信可能なユーザー端末120を記述するが、ある態様については、ユーザー端末120は、また、SDMAをサポートしないいくつかのユーザー端末を含む。従って、そのような態様については、AP110はSDMAユーザー端末および非SDMA(non-SDMA)ユーザー端末の両方と通信するように構成される。このアプローチは、より新しいSDMAユーザー端末が適切とみなされるように紹介されることを許容する一方で、より旧型のユーザー端末(“レガシー”局)が事業体において展開され続け、その有益な寿命を延ばすことを都合良く許容する。]
[0029] システム100は、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ送信のために複数の送信アンテナおよび複数の受信アンテナを用いる。アクセスポイント110はNap個のアンテナを備え、ダウンリンク送信のための多重入力(MI)およびアップリンク送信のための多重出力(MO)を表現する。K個の選択されたユーザー端末(選択ユーザー端末)120のセットは、ダウンリンク送信のための多重出力およびアップリンクのための多重入力を集合的に表現する。純粋な(pure)SDMAについて、K個のユーザー端末に対するデータシンボルストリームが、幾つかの手段で、符号、周波数、または時間において多重化されない場合、Nap≧K≧1を有することが望まれる。データシンボルストリームが、CDMAでは異なる符号チャネルを、OFDMでは結合がはずされたサブバンドのセットを使用して多重化される場合などは、KはNapよりも大きい。各選択されたユーザー端末は、ユーザー固有データをアクセスポイントに送信し、および/またはアクセスポイントからユーザー固有データを受信する。一般に、各選択ユーザー端末は、1つ、または複数のアンテナ(すなわちKut≧1)を備える。K個の選択ユーザー端末は、同数の、または異なる数のアンテナを有することができる。]
[0030] SDMAシステム100は、時間分割双方向(TDD)システム、または周波数分割双方向(FDD)システムである。TDDシステムについて、ダウンリンクおよびアップリンクは同一の周波数帯域を共有する。FDDシステムについて、ダウンリンクおよびアップリンクは異なる周波数帯域を使用する。MIMOシステム100は、また、送信のために単一キャリアまたはマルチキャリアを利用する。各ユーザー端末は、単一のアンテナ(例えば、コストを抑えるために)または複数のアンテナ(例えば、そこでは付加的なコストがサポートされうる)を備えられる。]
[0031] 図2は、MIMOシステム100におけるアクセスポイント110および2つのユーザー端末120mおよび120xのブロック図を示す。アクセスポイント110は、Nt個のアンテナ224aから224tを備える。ユーザー端末120mはNut,m個のアンテナ252maから252muを備え、ユーザー端末120xはNut,x個のアンテナ252xaから252xuを備える。アクセスポイント110は、ダウンリンクのための送信エンティティおよびアップリンクのための受信エンティティである。各ユーザー端末120はアップリンクのための送信エンティティおよびダウンリンクのための受信エンティティである。本明細書で使用されるように、「送信エンティティ」は、無線チャンルを介してデータを送信することができる個別に動作される装置またはデバイスであり、「受信エンティティ」は、無線チャネルを介してデータを受信することができる個別に動作される装置またはデバイスである。以下の記述において、下付きの「dn」はダウンリンクを表し、下付きの「up」はアップリンクを表し、Nup個のユーザー端末はアップリンク上での同時送信のために選択され、Ndn個のユーザー端末はダウンリンク上での同時送信のために選択され、NupはNdnに等しく、または等しくなく、NupおよびNdnはスタティック値であり、または各スケジューリングインターバルに対して変わる。ビームステアリング(beam-steering)またはいくつかの別の空間処理技法がアクセスポイントおよびユーザー端末で使用される。]
[0032] アップリンク上の、アップリンク送信のために選択された各ユーザー端末120で、TXデータプロセッサ288はデータソース286からトラフィックデータを、コントローラ280から制御データを受信する。TXデータプロセッサ288は、ユーザー端末に対して選択される速度に関連付けられた符号化および変調方式に基づいて、ユーザー端末のためのトラフィックデータを処理(例えば、符号化、インターリーブ、および変調)し、データシンボルストリームを提供する。TX空間プロセッサ290は、データシンボルストリーム上で空間処理を実行し、Nut,m個のアンテナにNut,m個の送信シンボルストリームを提供する。送信機ユニット(TMTR)254の各々は、アップリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信および処理(例えば、アナログへの変換、増幅、フィルタ、および周波数アップコンバート(upconvert))する。Nut,m個の送信機ユニット254は、Nut,m個のアンテナ252からアクセスポイントへの送信のためにNut,m個のアップリンク信号を提供する。]
[0033] Nup個のユーザー端末は、アップリンク上での同時送信のためにスケジュールされる。これらのユーザー端末の各々は、そのデータシンボルストリーム上で空間処理を実行し、アップリンク上で送信シンボルストリームのセットをアクセスポイントに送信する。]
[0034] アクセスポイント110で、Nap個のアンテナ224aから224apは、アップリンク上で送信するNup個のユーザー端末全てからアップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、それぞれの受信機ユニット(RCVR)222に受信信号を提供する。各受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって実行されるそれに相補的な処理を実行し、受信シンボルストリームを提供する。RX空間プロセッサ240は、Nap個の受信機ユニット222からのNap個の受信シンボルストリーム上で受信機空間処理を実行し、Nup個の回復されたアップリンクデータシンボルストリームを提供する。受信機空間処理は、チャネル相関反転行列(CCMI:channel correlation matrix inversion)、平均最小二乗誤差(MMSE:minimum mean square error)、ソフト干渉除去(SIC:soft interference cancellation)、またはいくつかの別の技法に従って実行される。回復されたアップリンクデータシンボルストリームの各々は、それぞれのユーザー端末によって送信されるデータシンボルストリームの推定である。RXデータプロセッサ242は、復号データを獲得するために、そのストリームに使用される速度に従って、回復されたアップリンクデータシンボルストリームの各々を処理(例えば、復調、デインターリーバ(deinterleaver)、および復号)する。各ユーザー端末のための復号データは、記憶するためにデータシンク244に、および/または、さらに処理するためにコントローラに230に提供される。]
[0035] ダウンリンク上のアクセスポイント110で、TXデータプロセッサ210は、ダウンリンク送信に対してスケジュールされたNdn個のユーザー端末のためのデータソース208からのトラフィックデータ、コントローラ230からの制御データ、および、場合によってはスケジューラ234からの別のデータを受信する。様々なタイプのデータが異なる移送チャネル上で送信される。TXデータプロセッサ210は、そのユーザー端末対して選択される速度に基づいて、各ユーザー端末のためのトラフィックデータを処理(例えば、符号化、インターリーブ、および変調)する。TXデータプロセッサ210は、Ndn個のユーザー端末にNdn個のダウンリンクデータシンボルストリームを提供する。TX空間プロセッサ220は、Ndn個のダウンリンクデータシンボルストリーム上で、空間処理(本開示に記述されるようなプリコーディング(precoding)またはビームフォーミング(beamforming)など)を実行し、Nap個の送信シンボルストリームをNap個のアンテナに提供する。各送信機ユニット222は、ダウンリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信および処理する。Nap個の送信機ユニット222は、Nap個のアンテナ224からユーザー端末への送信のためにNap個のダウンリンク信号を提供する。]
[0036] 各ユーザー端末120で、Nut,m個のアンテナ252は、Nap個のダウンリンク信号をアクセスポイント110から受信する。各受信機ユニット254は、関連アンテナ252からの受信信号を処理し、受信シンボルストリームを提供する。RX空間プロセッサ260は、Nut,m個の受信機ユニット254からのNut,m個の受信シンボルストリーム上で受信機空間処理を実行し、回復されたダウンリンクデータシンボルストリームをユーザー端末に提供する。受信機空間処理は、CCMI、MMSE、またはいくつかの別の技法に従って実行される。RXデータプロセッサ270は、ユーザー端末のための復号データを獲得するために、回復されたダウンリンクデータシンボルストリームを処理(例えば、復調、デインターリーバ、および復号)する。]
[0037] 各ユーザー端末120で、チャネル推定器278はダウンリンクチャネル応答を推定し、チャネル利得推定、SNR推定、ノイズ分散などを含むダウンリンクチャネル推定を提供する。同様に、チャネル推定器228は、アップリンクチャネル応答を推定し、アップリンクチャネル推定を提供する。各ユーザー端末のためのコントローラ280は、典型的に、そのユーザー端末についてのダウンリンクチャネル応答行列Hdn,mに基づいて、ユーザー端末に対する空間フィルタ行列を導く。コントローラ230は、効率的なアップリンクチャネル応答行列Hup,effに基づいて、アクセスポイントに対する空間フィルタ行列を導く。各ユーザー端末のためのコントローラ280は、フィードバック情報(例えば、ダウンリンクおよび/またはアップリンク固有ベクトル、固有値、SNR推定など)をアクセスポイントに送信する。コントローラ230および280は、また、アクセスポイント110およびユーザー端末120でそれぞれ、様々な処理ユニットの動作を制御する。]
[0038] 図3は、無線通信システム100内で用いられる無線デバイス302において利用される様々なコンポーネントを示す。無線デバイス302は、本明細書に記述される様々な方法を実施するように構成されるデバイスの例である。無線デバイス302は基地局104またはユーザー端末106である。]
[0039] 無線デバイス302は、無線デバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含む。プロセッサ304は、また、中央処理装置(CPU)とも呼ばれる。読み取り専用メモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含みうるメモリ306は、命令およびデータをプロセッサ304に提供する。メモリ306の一部は、また、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含みうる。プロセッサ304は、典型的に、メモリ306に記憶されるプログラム命令に基づいて、論理演算および算術演算を実行する。メモリ306の命令は、本明細書に記述される方法を実施することが可能である。]
[0040] 無線デバイス302は、また、無線デバイス302と遠隔地との間でのデータの送受信を可能にする送信機310および受信機312を含むハウジング308を含む。送信機310および受信機312はトランシーバ314に結合される。単一または複数の送信アンテナ316はハウジング308に取り付けられ、電子的にトランシーバ314に結合される。無線デバイス302は、また、複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含む(図示されない)。]
[0041] 無線デバイス302は、また、トランシーバ314によって受信される信号のレベルを検出および定量化しようとする取り組みに使用される信号検出器318を含む。信号検出器318は、総合エネルギー、エネルギー対サブキャリア対シンボル、電力スペクトル密度、および別の信号として、そのような信号を検出する。無線デバイス302は、また、信号を処理することに使用されるデジタル信号プロセッサ(DSP)320を含む。]
[0042] 無線デバイス302の様々なコンポーネントは、データバスに加えて電力バス、制御信号バス、および状態信号バスを含むバスシステム322によって互いに結合される。]
[0043] SDMAシステム100において、アクセスポイント110は、ダウンリンク上で、トラフィックデータおよび制御情報をユーザー端末120に送信することができる。制御情報は典型的に制御チャネル上で送信され、ユーザー端末120に対してダウンリンク割当、アップリンク割当、および/または別の有益な情報を運ぶ。例えば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によって運ばれる情報は以下を含む:リソースブロック(RB)割当、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)のための送信電力制御(TPC:transmit power control)命令、ハイブリッド自動再要求(HARQ)プロセス数、HARQスワップフラッグ、プリコーディング情報、プリコーディング確認、変調および符号化方式、新データインジケータ、冗長バージョン。]
[0044] SDMAシステム100のアップリンクおよびダウンリンクの動作の両方について、要求PDCCHの数は、同一のリソースを共有するユーザー端末120の数に等しい。SDMAシステム100におけるユーザー端末120のためのリソース割当が同一であるため、SDMAシステム100の同一のリソースを共有する全てのユーザー端末120が1つのPDCCHのみを利用する場合、ある利益が達成される。例えば、SDMAシステム100において、要求PDCCHの数がより少ないために、PDCCHオーバーヘッド全体は削減される。]
[0045] 共通のPDCCHを通して送信される複数のユーザー端末のための制御情報
本開示の特定の態様は、複数のSDMAユーザーが1つのPDCCHを共有することを可能にする方法をサポートする。図4は、SDMA無線システムの単一のPDCCHを通して、複数のユーザー端末に制御情報を送信するための動作400を示す。]
[0046] 410において、リソース割当情報が同一のリソースを共有する複数のユーザー端末に対して一旦送信されるというように、制御情報が符号化される。SDMA制御チャネル探索空間も、また、あらかじめ定義される。本開示のある態様において、SDMA制御情報は、共通の探索空間に置かれる。本開示の別の態様において、SDMA制御情報は、制御チャネルブラインド復号の計算量を減らすために、専用位置に置かれる。]
[0047] 420において、SDMAユーザー端末は異なるグループに分割され、SDMA識別子(ID)があらかじめ定義される。ユーザー端末のグループ内の各ユーザー端末は、そのグループにおいて一意的なIDを有する。SDMAグループ分けおよび/または各ユーザー端末に割り当てられるSDMA IDは、既定のパターンで時々変化する。さらに、メディアアクセス制御(MAC)IDはユーザー端末の少なくとも2つの異なるグループに分割される。MAC IDのグループはSDMA目的のためにリザーブされる。別のMAC IDは非SDMAユーザー端末のために利用される。]
[0048] 430において、SDMAIDマスキングベースシグナリング(masking-based signaling)が実行される。制御情報の巡回冗長検査(CRC)フィールドは、SDMAユーザー端末の異なる組み合わせのIDを適応することによってマスク(mask)される。CRCの長さは、マスキング動作が引き起こす誤警告(false alarm)イベントの可能性を低下させるために、名目長である16ビットよりも大きい。]
[0049] 440において、明示的なSDMAIDベースのシグナリングが実行される。SDMAセル無線ネットワーク仮識別子(C-RNTI)はSDMAユーザー端末のグループに割り当てられる。全てのSDMA IDが明示的に信号送信されるか、または制御情報の中の同一リソースを共有する表示が信号送信される。SDMAユーザー端末は、制御情報を復号し、そのIDを捜す必要がある。ユーザーIDの位置は、各ユーザー端末のための符号語の順序または層の順序を決定する。]
[0050] 450において、アップリンク肯定応答/否定応答(ACK/NAK)リソースブロック(RB)インデックスは、各SDMAユーザー端末について決定される。PDCCHの第1の制御チャネルエレメント(CCE)およびSDMA IDはユーザー端末のACK/NAK RBインデックスを決定する。SDMAユーザー端末の各々は、一意的なRBインデックスを有する。]
[0051] 本開示の特定の態様は、PDCCH制御メッセージの中の、複数のユーザー端末のための情報の結合符号化をサポートする。プリコーディング行列インジケータ(PMI)は、各SDMAユーザー端末に送信される必要がある。ユーザー端末のサブセットのPMIは信号送信される。また、複数のPMIの組み合わせは符号化され、より少ない数のビットが全ての許可されたPMIの組み合わせのサブセットを処理するために使用される。本開示のある態様について、差分符号化が、複数のSDMAユーザー端末のための変調および符号化方式および冗長バージョン情報に適応される。]
[0052] 通信リンクの受信機側で、ユーザー端末は、受信機のパフォーマンスを高めるために、同一のリソースエレメントを共有する別のユーザー端末のためのPMIに加えて、それ自体のPMIを利用する。]
[0053] ユーザー端末は、SDMA無線システムの同一のリソースを共有する。前に述べられたように、本開示のある態様について、PDCCH制御メッセージは、複数のSDMAユーザー端末のために結合して符号化される。さらに、1つのリソース割当のみが、全てのSDMAユーザー端末のためにPDCCH制御メッセージ内で送信される。]
[0054] 本開示のある態様について、SDMAユーザー端末はサブグループに分割され、同一のサブグループからのユーザー端末は結合して符号化される。それにより、1つのリソース割当のみが各サブグループのために制御情報内で送信される。さらに、本開示のある態様について、共通のSDMA制御チャネル探索空間があらかじめ定義され、専用制御リソース(例えば、共有PDCCH)が共通のSDMA制御チャネル探索空間に配置される。]
[0055] 本開示のある態様について、専用制御リソースが、SDMAユーザー端末の各グループに割り当てられる。グループ内の各ユーザー端末は、割り当てられた制御リソースを同一のグループの別のユーザー端末と共有することができる。特定のグループに属するSDMAユーザー端末は、このグループに割り当てられる制御空間のみを探索する。本開示のある態様について、専用制御リソース(例えば、共有PDCCH)が共通の探索空間に配置される。]
[0056] 図5は、複数のユーザー端末に対して共有PDCCHを介して送信される制御メッセージのSDMA識別(ID)マスキングベースシグナリングのための動作500を示す。動作510−530は、SDMAシステムの送信機側(例えば、アクセスポイントで)で実行され、動作540−560はSDMAシステムの受信機側(例えば、ユーザー端末)で実行される。]
[0057] 510において、SDMAIDのグループG(n)(n=0,1,…,N-1)が形成される。これら特定のSDMA IDは、SDMAユーザー端末のグループによって共有される。同一グループ内のSDMA IDは、共通の情報を表し、ネットワーク層3メッセージによって信号送信される。SDMA IDは、ユーザー端末がマルチユーザー(MU)MIMOユーザー端末として構成される時に、特定のSDMAユーザー端末に割り当てられる。割り当てられたSDMA IDは、特定のSDMAユーザー端末のための、あらかじめ定義されたパターンで時々変化することができる。SDMA IDは、それらがすでに定義される場合には運ばれない。]
[0058] グループ内の各SDMAIDの長さはLでありうる(すなわち、任意のG(n)の長さはLでありうる)。従って、最大2L個のユーザー端末がサポートされる。SDMA IDのサブセットが使用され、サブセットのサイズはQであると仮定される(すなわち、サブセット内のユーザー端末の数はQに等しい)。ここで、Q≦2Lである。グループ内の1つのIDは、対にならないユーザー端末のためにリザーブされる。対応SDMAユーザー端末は、前に定義されたPDCCHフォーマットの1つによって処理される。]
[0059] 520において、PDCCH制御情報は、例えば、一対の任意のSDMAユーザー端末uおよびvのために符号化される。PDCCH制御情報が3つ以上のSDMAユーザー端末のために符号化されうることから、「一対のSDMAユーザー端末」が単に例示的な場合にすぎないことは理解されるべきである。情報ビットは以下のように表される。]
[0060] ここで、Rは情報ビットのトータル数である。16ビットの巡回冗長検査(CRC)フィールドは以下のように表される。]
[0061] また、これは式(1)によって求められる情報ビットに基づく。式(1)の情報ビットおよび式(2)のCRCフィールドを備えるPDCCH制御メッセージAは以下のように表される。]
[0062] 530において、符号化されたPDCCH制御メッセージは、式(3)によって定義される制御シーケンスの異なる位置でSDMAID G(u)およびG(v)を適応することでマスクされる。図6は、本開示のある態様に従って、SDMA IDマスキングの2つの例を示す。]
[0063] SDMAIDマスキングの第1の例において、情報シーケンス610の最初のL情報ビットが、マスクされた情報ビット618を生成するためにSDMA ID G(u)614によってマスクされ、情報シーケンス610のいくつかの別のLビットが、マスクされた情報ビット620を生成するために、SDMA ID G(v)616によってマスクされる。SDMA ID G(u)は第1の符号語を暗示し、SDMA ID G(v)は第2の符号語に対応し、または逆もまた同じである。CRCフィールド612は、G(u)およびG(v) IDの両方に好まれる位置を表す。]
[0064] 図6に示されるSDMAIDマスキングの第2の例において、マスクされた情報ビット638を生成するために、情報シーケンス630の最初のL情報ビットがSDMA ID G(u)634によってマスクされる。CRCフィールド632は、マスクされたCRCフィールド640を生成するために、SDMAグループID G(v)636(これは未使用のユーザーMAC IDの1つである)によってマスクされる。マスキングがCRCフィールド内で実行される場合、次にSDMAシステムは、非SDMAユーザー端末によって使用されない、いくつかのユーザーMAC IDをリザーブする。SDMA PDCCHのためのCRCフィールドの長さは、非SDMAユーザー端末に使用される名目制御PDCCHのCRCフィールドの長さと比べて増やされる。チャネル符号化650およびレート整合化660は、複数のユーザー端末によって共有されるPDCCHを通して制御メッセージを送信する前に、SDMA IDマスキング動作に続く。]
[0065] 540において、マスクされた制御メッセージがユーザー端末で受信されると、制御メッセージは、受信制御メッセージが特定のユーザー端末に関係する情報を備えるか否かをユーザー端末が知らないため、ブラインド復号される。それに続き、550において、復号ビットは、異なる組み合わせのG(n)対を適用することによって、デマスク(de-mask)される。560においてCRCフィールドの値が検証される。CRCの値が一対のG(n)に対して正しい場合、次に、G(u)およびG(v)は知られ、それによりユーザー端末のための符号語も知られる。]
[0066] 同一のリソースに対して多くて2つのユーザー端末が対となることができると想定すると、Q個のSDMAIDの内の2つが選択されることから、]
[0067] 個のトータルデマスキング(de-masking)の組み合わせが存在する。対のユーザー端末の組み合わせが制限される場合、または、SDMAユーザー端末の複数のグループが形成される場合には、デマスキングプロセスの計算上の複雑性は簡略化される。]
[0068] CRC値のデマスキングおよび検証は、ユーザー端末で実施するのは至って簡単である。しかし、マスキング動作は、PDCCH制御情報のブラインド復号のために誤警告の確率を高める。そのため、SDMAシステムは、非SDMAユーザー端末のための名目PDCCHのCRCの長さに比べて、SDMA PDCCHのためのより長いCRCフィールドを用いる。]
[0069] アップリンク肯定応答/否定応答(ACK/NAK)リソースは、典型的に、対応するPDCCHの第1の制御チャネルエレメント(CCE)インデックによって決定される。しかし、複数のSDMAユーザー端末を取り扱う1つのPDCCHの場合には、アップリンクACK/NACKリソースは、それに応じて適宜変更される必要がある。本開示のある態様について、アップリンクACK/NAKリソースは、PDCCHの第1のCCEインデックスに基づいて、およびSDMA ID G(n)(n=0,1,…,N-1)に基づいて決定される。これらのマッピングは、SDMAユーザー端末および非SDMAユーザー端末を考慮して、一意的であるべきである。]
[0070] 以下の情報が、複数のダウンリンクSDMAユーザー端末を処理するために、PDCCHに対して要求される。リソース割当タイプ0またはタイプ1のリソース割当ヘッダは1ビットの長さである。リソース割当タイプ0について、]
[0071] ビットのリソースブロック(RB)割当フィールドは、リソース割当を提供する。リソース割当タイプ1について、]
[0072] ビットのRB割当フィールドは、選択リソースブロックのサブセットを示すために、このリソース割当タイプに固有であるヘッダとして使用される。1ビットのRB割り当てフィールドはリソース割当スパンのシフトを示す。従って、トータル]
[0073] ビットがソース割当を提供する。パラメータの値Pは、ダウンリンク(DL)リソースブロックの数に依存する。]
[0074] PUCCHのための送信電力制御(TPC)命令は、2・Nビットの長さである。ここで、Nは同一のリソースエレメントを共有するSDMAユーザー端末の数である。ハイブリッド自動再要求(HARQ)プロセス数は、周波数分割双方向(FDD)システムの場合に3・Nビットを占め、時間分割双方向(TDD)システムの場合に4・Nビットを占める。さらに、HARQスワップフラッグは1・Nビットを備え、プリコーディング情報は、プリコーディング確証を含めて、x・Nビットを占める。各符号語について、変調および符号化方式は5ビットを占め、新データインジケータは1ビット長であり、冗長バージョンは2ビット長である。]
[0075] 上に記述された方法の様々な動作は、対応する機能を実行することができる任意の適切な方法によって実行される。方法は、回路、特定用途向けIC(ASIC)またはプロセッサを含むがそれに限定されない様々なハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネントおよび/またはモジュールを含む。一般に、図に示される動作がある場合は、それらの動作は、同様の番号を有する、対応の手段および機能(means-plus-function)コンポーネントを有する。例えば、図4および図5に示されるブロック410-450およびブロック510-560は、図4Aおよび図5Aに示される回路ブロック410A-450Aおよび510A-560Aに対応する。]
[0076] 本明細書で使用されるように、「決定する」という用語は、様々な動作を包含する。例えば、「決定する」は、算定すること、計算すること、処理すること、得ること、調査すること、ルックアップすること(例えば、表、データベースまたは別のデータ構造をルックアップすること)、確実にすること、およびそのようなものを含む。また、「決定する」は、受信すること(例えば、情報を受信すること)、アクセスすること(例えば、メモリ内のデータにアクセスすること)、およびそのようなものを含む。また、「決定する」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立すること、およびそのようなものを含む。]
[0077] 上に記述された方法の様々な動作は、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネント、回路、および/またはモジュールなど、動作を実行することができる任意の適切な手段によって実行される。一般に、図に示される任意の動作は、その動作を実行することができる、対応する機能手段によって実行される。]
[0078] 本開示と関連して記述される様々な実例となる論理、論理ブロック、モジュール、回路は、汎用のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向けIC(ASIC)、書替え可能ゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、もしくは本明細書に記述された機能を実行するよう設計されたこれらの任意の組み合わせと一緒に実行または実施される。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであるが、代替で、プロセッサは任意の市販されているプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンでありうる。プロセッサは、また、例えば、DSPとマクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに結合した1つ以上のマイクロプロセッサ、その他の上記構成の組み合わせといった計算デバイスの組み合わせとしても実施される。]
[0079] 本開示に関して示される方法またはアルゴリズムのステップは、直接的にハードウェアに、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールに、またはそれら二つの組み合わせに組み込まれうる。ソフトウェアモジュールは本技術分野において周知の記憶メディアの任意の形態に存在しうる。使用されうる記憶メディアのいくつかの例は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、CD-ROMなどを含む。ソフトウェアモジュールは単一の命令または多数の命令を備え、いくつかの異なる符号セグメントに亘って、異なるプログラムの中で、および複数の記憶メディアをまたいで分散される。記憶メディアは、プロセッサが記憶メディアから情報を読み取り、記憶メディアに情報を書き込むことができるプロセッサに結合される。代替において、記憶メディアはプロセッサに一体化される。]
[0080] 本明細書に開示される方法は、記述される方法を達成するために1つ以上のステップまたは動作を備える。方法のステップおよび/または動作は、本請求項の範囲を逸脱することなく、互いに交換可能である。換言すると、ステップまたは動作の特定の順序が明記されているが、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は本請求項の範囲を逸脱することなく変更されうる。]
[0081] 上記機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組み合わせにおいて実施される。ソフトウェアに実施された場合、その機能はコンピュータ読み取り可能媒体上に1つ以上の命令として記憶される。記憶媒体はコンピュータによりアクセスされることができる任意の利用可能な媒体である。それに制限されない例として、上記コンピュータ読み取り可能媒体はRAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、もしくはコンピュータによってアクセスされることができ、命令やデータ構造の形で所望のプログラムコードを運んだり記憶したりするために使用される任意の別メディアを備える。ディスク(disk)とディスク(disc)は、本明細書で使用されているように、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタルビデオディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスクを含む。ディスク(disk)は通常磁気作用によってデータを再生し、ディスク(disc)はレーザーで光学的にデータを再生する。]
[0082] 従って、ある態様は、本明細書に示された動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を備える。例えば、そのようなコンピュータプログラム製品は、その上に記憶(および/または符号化)された命令を有するコンピュータ読み取り可能メディアを備え、命令は、本明細書に記述された動作を実行するために1つ以上のプロセッサによって実行されることができる。ある態様について、コンピュータプログラム製品はパッケージングマテリアルを含む。]
[0083] ソフトウェアまたは命令は、また、送信メディアを通して送信される。例えば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、撚線対、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、マイクロ波などの無線テクノロジーを使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、撚線対、DSL、または赤外線、無線、マイクロ無線などの無線テクノロジーは送信メディアの定義に含まれる。]
[0084] さらに、本明細書に記述された方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または別の適切な手段が、適応可能なように基地局ダウンロードされ、および/または、さもなければ獲得されることは認識されるべきである。例えば、そのようなデバイスは、本明細書に記述された方法を実行するための手段の移送を容易にするためにサーバに結合される。あるいは、本明細書に記述された様々な方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理記憶メディアなど)を介して提供されることができ、ユーザー端末および/または基地局は、記憶手段をデバイスに結合または提供することで様々な方法を獲得できる。さらに、本明細書に記述された方法および技法をデバイスに提供するための任意の別の適切な技法が利用されうる。]
[0085] 請求項が上に示された通り設定およびコンポーネントに限定されないことは理解されるべきである。様々な修正、変更および変形は、請求項の範囲を逸脱することなく、上に記述された方法および装置の配列、動作、および細部において実施されうる。]
[0086] 本明細書で提供された技法は、様々なアプリケーションに利用されうる。ある態様について、本明細書に表された技法は、本明細書で提供された技法を実行するために、基地局、モバイルハンドセット、または、処理論理およびエレメントを有する別のタイプの無線デバイスに組み込まれうる。]
权利要求:

請求項1
複数のユーザー端末を、共通の空間分割多元接続(SDMA)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を共有するユーザー端末の少なくとも1つのグループに分割することと;前記グループ内の各ユーザー端末のためにSDMA識別子(ID)を定義することと;前記グループ内の前記ユーザー端末の少なくとも2つについての制御情報を備えるメッセージを前記共通PDCCHを通して送信することと、なお、前記少なくとも2つのユーザー端末はそれらのSDMA IDによって識別される;を備える無線通信のための方法。
請求項2
前記少なくとも2つのユーザー端末は、前記少なくとも2つのユーザー端末のための前記SDMAIDに基づいて前記メッセージの一部のマスキング機能を実行することによって識別される、請求項1の方法。
請求項3
前記メッセージの前記一部は、巡回冗長検査(CRC)フィールドを備える、請求項2の方法。
請求項4
共通の探索空間に前記制御情報を配置することによって、制御チャネル探索空間内に前記PDCCHを割り当てることをさらに備える、請求項1の方法。
請求項5
セル無線ネットワーク仮識別子(C-RNTI)をユーザー端末の前記グループに割り当てることと;前記メッセージ内で前記C-RNTIを送信することと;をさらに備える、請求項1の方法。
請求項6
前記制御情報の第1の制御チャネルエレメント(CCE)に基づいて、およびそのユーザー端末のSDMAIDに基づいて、各ユーザー端末のためのアップリンクACK/NAKRBインデックスを決定することをさらに備える、請求項1の方法。
請求項7
前記制御情報は、ユーザー端末のサブセットのためのプリコーディング行列インジケータ(PMI)を備える請求項1の方法。
請求項8
前記グループ内の1つのSDMAIDは、対にならないユーザー端末のためにリザーブされる、請求項1の方法。
請求項9
ユーザー端末のグループによって共有される空間分割多元アクセス(SDMA)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して制御メッセージを受信することと、なお、前記制御メッセージは、SDMA識別子(ID)によって識別される前記グループ内の前記ユーザー端末の少なくとも2つについての制御情報を備える;前記制御メッセージが前記ユーザー端末についての制御情報を備えるか否かを決定することと;前記制御メッセージが前記ユーザー端末についての制御情報を備えない場合に、前記メッセージを無視することと;前記制御メッセージが前記ユーザー端末についての制御情報を備える場合に、前記メッセージから前記制御情報を抽出することと;を備える無線通信のための方法。
請求項10
決定することは、ユーザー端末の異なるセットに対応する2つ以上のSDMA識別子(ID)の異なるセットを前記制御メッセージの一部に適用することで、前記制御メッセージをデマスクすることを備える、請求項9の方法。
請求項11
前記制御メッセージの前記一部は、前記制御メッセージのCRCフィールドを備える、請求項10の方法。
請求項12
前記グループ内の1つのSDMAIDは、対にならないユーザー端末のためにリザーブされる、請求項9の方法。
請求項13
複数のユーザー端末を、共通の空間分割多元接続(SDMA)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を共有するユーザー端末の少なくとも1つのグループに分割するためのデバイスと;前記グループ内の各ユーザー端末のためのSDMA識別子(ID)を定義するためのデバイスと;前記グループ内の前記ユーザー端末の少なくとも2つについての制御情報を備えるメッセージを前記共通のPDCCHを通して送信するための送信機と、なお、前記少なくとも2つのユーザー端末は、それらのSDMA IDによって識別される;を備える無線通信のための装置。
請求項14
前記少なくとも2つのユーザー端末は、前記少なくとも2つのユーザー端末のための前記SDMAIDに基づいて前記メッセージの一部のマスキング機能を実行することによって識別される、請求項13の装置。
請求項15
前記メッセージの前記一部は、巡回冗長検査(CRC)フィールドを備える、請求項14の装置。
請求項16
共通の探索空間に前記制御情報を配置することによって、制御チャネル探索空間内に前記PDCCHを割り当てるためのアロケータをさらに備える、請求項13の装置。
請求項17
セル無線ネットワーク仮識別子(C-RNTI)をユーザー端末の前記グループに割り当てるためのデバイスと;前記メッセージ内で前記C-RNTIを送信するための送信機と;をさらに備える、請求項13の装置。
請求項18
前記制御情報の第1の制御チャネルエレメント(CCE)に基づいて、および、そのユーザー端末のSDMAIDに基づいて、各ユーザー端末のためのアップリンクACK/NAKRBインデックスを決定するための回路をさらに備える、請求項13の装置。
請求項19
前記制御情報は、ユーザー端末のサブセットのためのプリコーディング行列インジケータ(PMI)を備える、請求項13の装置。
請求項20
前記グループ内の1つのSDMAIDは、対にならないユーザー端末のためにリザーブされる、請求項13の装置。
請求項21
ユーザー端末のグループによって共有される空間分割多元接続(SDMA)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して制御メッセージを受信するための受信機と、なお、前記制御メッセージは、SDMA識別子(ID)によって識別される前記グループ内の前記ユーザー端末の少なくとも2つについての制御情報を備える;前記制御メッセージが前記ユーザー端末についての制御情報を備えるか否かを決定するためのデバイスと;前記制御メッセージが前記ユーザー端末についての制御情報を備えない場合に、前記メッセージを無視するための回路と;前記制御メッセージが前記ユーザー端末についての制御情報を備える場合に、前記メッセージから前記制御情報を抽出するための抽出器と;を備える無線通信のための装置。
請求項22
決定するための前記デバイスは、ユーザー端末の異なるセットに対応する2つ以上のSDMA識別子(ID)の異なるセットを前記制御メッセージの一部に適用することによって前記制御メッセージをデマスクするための回路を備える、請求項21の装置。
請求項23
前記制御メッセージの前記一部は、前記制御メッセージのCRCフィールドを備える、請求項22の装置。
請求項24
前記グループ内の1つのSDMAIDは、対にならないユーザー端末のためにリザーブされる、請求項21の装置。
請求項25
複数のユーザー端末を、共通の空間分割多元接続(SDMA)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を共有するユーザー端末の少なくとも1つのグループに分割する手段と;前記グループ内の各ユーザー端末のためのSDMA識別子(ID)を定義する手段と;前記グループ内の前記ユーザー端末の少なくとも2つについての制御情報を備えるメッセージを前記共通PDCCHを通して送信する手段と、なお、前記少なくとも2つのユーザー端末は、それらのSDMA IDによって識別される;を備える無線通信のための装置。
請求項26
前記少なくとも2つのユーザー端末は、前記少なくとも2つのユーザー端末のための前記SDMAIDに基づいて前記メッセージの一部のマスキング機能を実行することによって識別される、請求項25の装置。
請求項27
前記メッセージの前記一部は巡回冗長検査(CRC)フィールドを備える、請求項26の装置。
請求項28
共通の探索空間に前記制御情報を配置することで、制御チャネル探索空間において前記PDCCHを割り当てるための手段をさらに備える、請求項25の装置。
請求項29
ユーザー端末の前記グループにセル無線ネットワーク仮識別子(C-RNTI)を割り当てる手段と;前記メッセージ内で前記C-RNTIを送信する手段と;をさらに備える、請求項25の装置。
請求項30
前記制御情報の第1の制御チャネルエレメント(CCE)に基づいて、および、そのユーザー端末のSDMAIDに基づいて、各ユーザー端末のためのアップリンクACK/NAKRBインデックスを決定する手段をさらに備える、請求項25の装置。
請求項31
前記制御情報は、ユーザー端末のサブセットのためのプリコーディング行列インジケータ(PMI)を備える、請求項25の装置。
請求項32
前記グループ内の1つのSDMAIDは、対にならないユーザー端末のためにリザーブされる、請求項25の装置。
請求項33
ユーザー端末のグループによって共有される空間分割多元接続(SDMA)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して制御メッセージを受信する手段と、なお、前記制御メッセージはSDMA識別子(ID)によって識別される前記グループ内の前記ユーザー端末の少なくとも2つについての制御情報を備える;前記制御メッセージが前記ユーザー端末についての制御情報を備えるか否かを決定する手段と;前記制御メッセージが前記ユーザー端末についての制御情報を備えない場合に、前記メッセージを無視する手段と;前記制御メッセージが前記ユーザー端末についての制御情報を備える場合に、前記メッセージから前記制御情報を抽出する手段と; を備える無線通信のための装置。
請求項34
前記決定するための手段は、ユーザー端末の異なるセットに対応する2つ以上のSDMA識別子(ID)の異なるセットを前記制御メッセージの一部に適用することによって、前記制御メッセージをデマスクするための手段を備える、請求項33の装置。
請求項35
前記制御メッセージの前記一部は、前記制御メッセージのCRCフィールドを備える、請求項34の装置。
請求項36
前記グループ内の1つのSDMAIDは、対にならないユーザー端末のためにリザーブされる、請求項33の装置。
請求項37
命令で符号化されたコンピュータ読み取り可能メディアを備える無線通信のためのコンピュータプログラム製品であって、前記命令は:複数のユーザー端末を、共通の空間分割多元接続(SDMA)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を共有するユーザー端末の少なくとも1つのグループに分割し;前記グループ内の各ユーザー端末についてのSDMA識別子(ID)を定義し;前記グループ内の前記ユーザー端末の少なくとも2つについての制御情報を備えるメッセージを前記共通のPDCCHを通して送信する、なお、前記少なくとも2つのユーザー端末はそれらのSDMA IDによって識別される;ように実行可能な、コンピュータプログラム製品。
請求項38
命令で符号化されたコンピュータ読み取り可能メディアを備える無線通信のためのコンピュータプログラム製品であって、前記命令は、ユーザー端末のグループによって共有される空間分割多元接続(SDMA)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して制御メッセージを受信し、なお、前記制御メッセージはSDMA識別子(ID)によって識別される前記部ループ内の前記ユーザー端末の少なくとも2つについての制御情報を備える;前記制御メッセージが前記ユーザー端末についての制御情報を備えるか否かを決定し;前記制御メッセージが前記ユーザー端末についての制御情報を備えない場合に前記メッセージを無視し;前記制御メッセージが前記ユーザー端末についての制御情報を備える場合に、前記メッセージから前記制御情報を抽出する;ように実行可能な、コンピュータプログラム製品。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
US20170214504A1|2017-07-27|Methods and apparatus for multiple user uplink
US9967063B2|2018-05-08|Methods and systems for codeword to layer mapping
US9247535B2|2016-01-26|Resource selection for transmission of multiple ACK/NACK on PUCCH channel
US9503932B2|2016-11-22|Enhancements to the MU-MIMO VHT preamble to enable mode detection
EP3039933B1|2019-06-12|Methods and apparatus for multiple user uplink
DK3063891T3|2017-06-12|PROTOCOLS FOR MULTIPLE USER FRAME REPLACEMENTS
US9538407B2|2017-01-03|Method of transmitting and receiving control information in wireless communication system
JP5973014B2|2016-08-17|クライアント当りのストリームの数を信号で送るための混合モードのプリアンブル設計
US9119110B2|2015-08-25|Request to send | and clear to send | for multichannel operations
US9520978B2|2016-12-13|Apparatus, system, and method for signaling a quantity of antenna ports in a wireless communication system
CA2804374C|2017-10-17|Protocol for channel state information feedback
CN102577493B|2015-07-08|用于多个无线接入技术的控制参数的物理层信令
CN102461003B|2015-04-22|多用户多输入多输出无线通信方法及装置
US20150124689A1|2015-05-07|Protocols formultiple user frame exchanges
CN103155462B|2015-12-16|用于传送信道状态信息的系统和方法
JP5654117B2|2015-01-14|マルチユーザ送信のためのシーケンシャルなack
CN103095415B|2016-03-23|在移动通信中进行pdcch盲解码的方法和系统
KR20160099100A|2016-08-19|커버리지 개선 동작 모드에서의 신호 송신 또는 수신 타이밍 결정
JP5646710B2|2014-12-24|Ofdma通信システムにおけるスティッキー領域割振りのための方法およびシステム
EP2609707B1|2017-08-09|Managing acknowledgement messages from multiple destinations for multi-user mimo transmissions
CN107113824B|2020-01-03|在无线局域网中使用半正交多址接入的系统和方法
EP2427011B1|2014-08-27|Communication Resource Allocation Methods
EP2445135B1|2017-03-29|Scheduling grant information signaling in wireless communication system
EP1949560B1|2020-03-11|A method and apparatus for pre-coding frequency division duplexing system
KR101162821B1|2012-07-05|변조 및 코딩 방식을 시그널링하는 방법, 변조 및 코딩 방식을 시그널링하는 장치 및 메모리
同族专利:
公开号 | 公开日
WO2009121025A3|2009-12-10|
KR20100127861A|2010-12-06|
US8374109B2|2013-02-12|
JP5269976B2|2013-08-21|
CN101982001A|2011-02-23|
EP2266363A2|2010-12-29|
US20090279500A1|2009-11-12|
TW200950389A|2009-12-01|
KR101225091B1|2013-01-23|
WO2009121025A2|2009-10-01|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
JP2004531137A|2001-05-14|2004-10-07|インターディジタルテクノロジーコーポレイションInterDigitalTechnologyCorporation|黙示のユーザ機器識別のための方法とシステム|
JP2004023260A|2002-06-13|2004-01-22|Matsushita Electric Ind Co Ltd|基地局装置及び上り回線パケット送信方法|
WO2006043712A1|2004-10-20|2006-04-27|Nec Corporation|無線通信システム、移動局、基地局及びそれらに用いる無線通信システム制御方法並びにそのプログラム|
WO2006105333A1|2005-03-31|2006-10-05|Qualcomm Incorporated|Hsdpa system with reduced inter-user interference|
WO2007148710A1|2006-06-20|2007-12-27|Nec Corporation|Sub-carrier allocation for control data in a communications system|
WO2008024788A2|2006-08-21|2008-02-28|Qualcomm Incorporated|Method and apparatus for random access in an orthogonal multiple-access communication system|
WO2008023646A1|2006-08-22|2008-02-28|Ntt Docomo, Inc.|procédé de commande de transmission mimo de liaison descendante et dispositif de station de base|JP2013066065A|2011-09-16|2013-04-11|Sharp Corp|無線送信装置、無線受信装置、無線通信システム、プログラムおよび集積回路|
US9281880B2|2011-08-15|2016-03-08|Sharp Kabushiki Kaisha|Wireless transmission device and wireless reception device|
US10568083B2|2010-10-04|2020-02-18|Sony Corporation|Base station, method, computer readable medium, and system for radio communication for suppressing load of blind decoding using a control signal|US20040214602A1|2002-04-08|2004-10-28|Takahisa Aoyama|Base station apparatus and upstream packet transmitting method|
KR20040088702A|2003-04-10|2004-10-20|삼성전자주식회사|무선통신 시스템에서 패킷 데이터 채널을 통한 방송서비스방법|
US8194696B2|2006-03-10|2012-06-05|Motorola Mobility, Inc.|Method and apparatus for scheduling an acknowledgement transmission|
US8059609B2|2006-03-20|2011-11-15|Qualcomm Incorporated|Resource allocation to support single-user and multi-user MIMO transmission|
KR20070095728A|2006-03-22|2007-10-01|삼성전자주식회사|이동통신 시스템에서 패킷 데이터 송수신 장치 및 방법|
US8249607B2|2006-03-29|2012-08-21|Motorola Mobility, Inc.|Scheduling in wireless communication systems|
WO2007119148A2|2006-04-13|2007-10-25|Nokia Corporation|Method providing efficient and flexible control signal for resource allocation|
US20080031191A1|2006-08-01|2008-02-07|Nokia Corporation|Shared control channel structure for multi-user MIMO resource allocation|
US8379601B2|2007-08-16|2013-02-19|Motorola Mobility Llc|Method and system for selective use of control channel element based implicit pointing|
US8077649B2|2007-09-13|2011-12-13|Research In Motion Limited|Indication of multicast control information|
US7522072B1|2007-11-05|2009-04-21|Sharp Laboratories Of America, Inc.|Systems and methods for multi-level embedded coding and decoding|
US8665804B2|2008-03-19|2014-03-04|Qualcomm Incorporated|Filtering semi-persistent scheduling false alarms|WO2010058245A1|2008-11-20|2010-05-27|Nokia Corporation|Pre-coding for downlink control channel|
KR101478246B1|2008-12-09|2015-01-02|삼성전자주식회사|멀티 인풋 멀티 아웃풋 시스템의 하향링크 컨트롤 정보 송수신 방법 및 장치|
CN101753265B|2008-12-16|2012-12-12|华为技术有限公司|虚警校验方法、装置及用户设备|
WO2010082766A2|2009-01-14|2010-07-22|엘지전자주식회사|다중 반송파 시스템에서의 무선 장치|
KR101335971B1|2009-04-21|2013-12-04|알까뗄 루슨트|무선 중계 방법 및 디바이스|
US8437798B2|2009-04-27|2013-05-07|Motorola Mobility Llc|Uplink scheduling support in multi-carrier wireless communication systems|
US20100272091A1|2009-04-27|2010-10-28|Motorola, Inc.|Uplink Scheduling Supoort in Multi-Carrier Wireless Communication Systems|
KR101706948B1|2009-07-17|2017-02-27|엘지전자 주식회사|무선 통신 시스템에서의 자원 할당 방법 및 장치|
CN101969644B|2009-07-27|2013-04-03|中国移动通信集团公司|资源分配方法及设备|
KR101559295B1|2009-12-04|2015-10-12|삼성전자주식회사|공간 분할 다중 사용자 다중 입력 다중 출력 방식을 이용하는 통신 시스템|
US20110194511A1|2010-02-10|2011-08-11|Qualcomm Incorporated|Multi-user control channel assignment|
WO2011105845A2|2010-02-25|2011-09-01|엘지전자 주식회사|다중 반송파를 사용하는 무선 통신 시스템에서 제어 정보 전송 방법|
US8855067B2|2010-04-02|2014-10-07|Marvell World Trade Ltd.|Multi-user communication group management and signaling|
US20110243059A1|2010-04-05|2011-10-06|Samsung Electronics Co., Ltd.|Apparatus and method for interleaving data in a relay physical downlink control channel |
US8867519B2|2010-04-07|2014-10-21|Lg Electronics Inc.|PDCCH monitoring method and apparatus in a carrier junction system|
US9160431B2|2010-04-27|2015-10-13|Qualcomm Incorporated|Efficient group definition and overloading for multiuser MIMO transmissions|
SG185111A1|2010-04-30|2012-12-28|Nokia Siemens Networks Oy|Support of ul ack/nack feedback for carrier aggregation during timing uncertainty component carrierconfiguration / activation /de -act i vat ion period|
KR101785609B1|2010-05-03|2017-10-16|삼성전자주식회사|통신시스템에서 순환잉여검사 부호화를 위한 기술|
US9276722B2|2010-05-05|2016-03-01|Qualcomm Incorporated|Expanded search space for R-PDCCH in LTE-A|
US9089002B2|2010-05-16|2015-07-21|Qualcomm Incorporated|Efficient group ID management for wireless local area networks |
US8447315B2|2010-06-03|2013-05-21|Nokia Corporation|Method and apparatus for facilitating device-to-device communication|
KR101471312B1|2010-08-17|2014-12-09|모토로라 모빌리티 엘엘씨|다중 반송파 동작 중 전력 헤드룸 보고를 위한 방법 및 장치|
US8767596B2|2010-08-19|2014-07-01|Motorola Mobility Llc|Method and apparatus for using contention-based resource zones for transmitting data in a wireless network|
CN102404852B|2010-09-16|2016-03-30|中兴通讯股份有限公司|多用户分组标识、获取方法、接入点及站点|
EP2622931A4|2010-09-27|2016-02-24|Ericsson Telefon Ab L M|A method and an arrangement for sharing of a first cell radio network temporary identifier|
JP2012080416A|2010-10-04|2012-04-19|Sony Corp|基地局、無線通信方法、プログラム、無線通信システム、および無線端末|
US9209872B2|2010-12-22|2015-12-08|Intel Corporation|MU-MIMO access point and user station including methods for multi-user group management|
CN102595624B|2011-01-17|2014-07-09|华为技术有限公司|基于组的调度方法、ue及网络设备|
US9008677B2|2011-06-08|2015-04-14|Qualcomm Incorporated|Communication devices for multiple group communications|
WO2012167489A1|2011-07-27|2012-12-13|华为技术有限公司|传输数据的方法和设备|
WO2013017154A1|2011-07-29|2013-02-07|Fujitsu Limited|Control channel for wireless communication|
CN102917463B|2011-08-02|2015-04-08|华为技术有限公司|传输调度信息的方法、基站和用户设备|
TW201320692A|2011-08-10|2013-05-16|Ind Tech Res Inst|資料傳送方法及使用此方法的基地台及用戶端設備|
CN103096379B|2011-11-07|2015-07-08|华为技术有限公司|控制信息传输方法|
CN103095444B|2011-11-07|2016-05-11|上海贝尔股份有限公司|基于多用户mimo传输发送和接收下行控制信息的方法和设备|
CN103220690A|2012-01-20|2013-07-24|中兴通讯股份有限公司|下行控制信息的发送、下行控制信道的检测方法及装置|
US9935699B2|2012-06-22|2018-04-03|Samsung Electronics Co., Ltd.|Communication method and apparatus using beamforming in a wireless communication system|
EP2858446A4|2012-06-28|2015-05-20|Huawei Tech Co Ltd|Downlink-data feedback information transmission method, terminal, and base station|
US9288009B2|2012-07-09|2016-03-15|Qualcomm Incorporated|Modulation coding scheme selection for response frames in case of transmit power imbalance|
CN102916735B|2012-10-17|2016-06-08|东南大学|利用大规模天线阵列的无线通信方法|
CN109041249A|2012-11-27|2018-12-18|华为技术有限公司|数据传输方法、装置、网络设备及ue|
CN103916349B|2012-12-31|2018-03-23|中国移动通信集团公司|增强公共搜索空间的解调参考符号的配置方法和装置|
US10148379B2|2013-02-08|2018-12-04|Lg Electronics Inc.|Method for transmitting network assistance information for removing interference and serving cell base station|
FR3003719A1|2013-03-19|2014-09-26|France Telecom|Procede de signalisation dans un reseau de telecommunications cellulaire|
FR3003718A1|2013-03-19|2014-09-26|France Telecom|Procede de signalisation dans un reseau de telecommunications cellulaire|
CN104113925B|2013-04-18|2019-06-11|中兴通讯股份有限公司|授权信令发送、获取方法及装置|
EP3258727B1|2015-03-16|2019-12-04|Huawei Technologies Co., Ltd.|Control information transmission method and user equipment|
EP3322245A1|2015-07-10|2018-05-16|Fujitsu Limited|Retransmission-based multi-user superposition transmission method, device and system|
CN106454923A|2015-08-13|2017-02-22|中国电信股份有限公司|上行资源确定方法和系统|
CN106549738B|2015-09-17|2020-02-14|华为技术有限公司|一种物理下行控制信道的传输方法及装置|
CN109391401A|2017-08-10|2019-02-26|电信科学技术研究院|一种下行控制信息的传输方法、基站、终端及存储介质|
法律状态:
2012-01-19| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120119 |
2012-02-22| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120221 |
2012-05-19| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120518 |
2012-06-20| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120619 |
2012-09-20| A601| Written request for extension of time|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20120919 |
2012-09-27| A602| Written permission of extension of time|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20120926 |
2012-10-26| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121025 |
2013-04-01| TRDD| Decision of grant or rejection written|
2013-04-10| A01| Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130409 |
2013-05-16| A61| First payment of annual fees (during grant procedure)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130508 |
2013-05-17| R150| Certificate of patent or registration of utility model|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
2016-05-17| LAPS| Cancellation because of no payment of annual fees|
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
[返回顶部]